「WB補正」など基本的なメモ

17.06.25

写真の明るさの3要素
1、絞り(F値)・・・光の通り道の調整
 絞りを開けるとピントが合う範囲が狭くなり、絞りを絞るとピントが合う範囲が広くなる。
2、シャッタースピード(SS)・・・光の通る時間の調整
 シャッタースピードを長くするとブレやすく、短くすると動く物体が、静止しているかのごとく写すことが出来る。
3、感度(ISO)・・・イメージセンサーの調整
 感度を高くすると写真を明るくできるが、品質が低下する。

P,S,A,Mモード(ニコンの場合)
P:プログラムオート
 F値とSSを自動的に決定
 露出を一定にしたままF値とSSの組み合わせを変えることもできる。
S:シャッター優先オート
 SSを自分で決め、F値を自動的に決定
A:絞り優先オート
 F値を自分で決め、SSを自動的に決定
M:マニュアル
 F値とSSを自分で決める
※ISOについては、いずれのモードも自分で決めるようです。
※ちなみに、オリンパスSH-3では、PとMしかなく、カメラまかせのシーンモード(SCN)がたくさんあった。

ホワイトバランス
白熱電球 > 白色蛍光灯 > 太陽光 > 曇り > 日陰
太陽光を基準にして、左(-)へいくほどより青く、右(+)へいくほどより赤くなる。

参照⇒ホワイトバランスの超基本・・・

RAWで撮影すると撮影後「WB補正」で、露出、ホワイトバランス他の調整ができる。
参照⇒自分だけの色を作る・・・[WB補正]

ニコンのカメラに付属している「ViewNX 2」の場合
ホワイトバランスは、
電球、蛍光灯、高演色蛍光灯、晴天、晴天日陰、曇天、その他etc・・・
に分けられ、それぞれについて「微調整」できる。

G(グリーン)とM(マゼンタ)調整は、
ホワイトバランスの項目の「色味」で調整する。

下記の写真、露出補正とホワイトバランスを調整してみました。
1.晴天、微調整で右方向いっぱい近くまで調整
61DSC_0233

2.晴天日陰、微調整で左方向いっぱい近くまで調整
62DSC_0233 (1)
拡大すると雰囲気ががらりと変わります。縮小版ではそれほどでもないが・・・

Nikonのカメラなので「Capture NX-D」をダウンロードしてみました。
⇒Capture NX-D フリーダウンロード
「ViewNX 2」より細かく高度な調整ができるようです。「色温度」という項目でホワイトバランスを調整する。

注:「色温度とは光源の色をケルビン(K)という単位で表したものです。数字が低いほど黄色っぽくなり、真ん中くらいを白、数字が高いと青っぽくなります。
ロウソクの火や夕日の光は2000K程度、日中の屋外では5000~6000Kです。部屋の中で蛍光灯の光は4000K程度、電球の光で3000K程度と、撮影する場所によって光の色が違います。」


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